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カビ発生!
今年の梅雨からお盆過ぎの台風を伴う長い雨でカビが発生したピアノが結構ありました。調律作業前にホウキやブラシでカビをはらいながら掃除機で吸い取り、乾いた布で拭き掃除をします。お部屋にエアコンがある場合はドライ付けっぱなしがカビの抑制には一番効果的だと思います。最近のエアコンは省エネに優れてますので毎日24時間付けっぱなしでも電気代ほとんどかかりません。湿気でピアノを傷める心配も少なくなりますので、特に梅雨時はドライ付けっぱなし、もしくは定期的に運転させてあげるのが良いと思います。その時はUPであれば鍵盤の蓋、天屋根を開け、GPであれば鍵盤の蓋、大屋根を開けるのがよろしいと思います。
逆に冬、エアコン暖房をお使いになると過乾燥になりがちにですので湿度は夏40-60% 冬30-50%にあるようにしてください。温度湿度を1年通して一定にすることが出来れば、音の狂いもアクションの変化も最小限で済みますし、なによりピアノの寿命が伸びます。